美容電気脱毛(ニードル脱毛)の種類と脱毛効果
美容電気脱毛は、ニードル脱毛・絶縁針脱毛と呼ばれることもあり、同じ脱毛方法なのか違うのかよくわからなかったりします。
結論から言うと、美容電気脱毛もニードル脱毛も絶縁針脱毛も同じです。
正確には、使われている針(プローブ)に違いがあったりするのですが、
- 絶縁針(プローブ)を毛穴に挿入する
- 電気(高周波)を流する
- 毛穴の発毛組織を確実に破壊する
という脱毛方法に変わりはありません。
このページでは、美容電気脱毛の細かい手法の違・脱毛効果・メリット・デメリット・美容電気脱毛を扱うおすすめの脱毛サロンについて詳しくご紹介します。
目次
美容電気脱毛の種類(呼び方)と方法を理解しよう
美容電気脱毛でわかりにくいのは、脱毛の種類(呼び方)と方法が複数あることです。基本的には以下のように理解してもらえればOKです。
絶縁針脱毛 | 美容電気脱毛 (ニードル脱毛) |
|
---|---|---|
脱毛方法 | 電気分解法 | フラッシュ法 or ブレンド法 |
扱うお店 | 病院(クリニック) | エステサロン (脱毛サロン) |
そして何度も言いますが、細かい違いはあるけど絶縁針脱毛も美容電気脱毛も同じで、脱毛効果や痛みに大きな違いはありません。
美容電気脱毛の種類の違いは発毛組織を破壊する方法の違い
絶縁針を毛穴に挿入するところまでは変わりませんが、発毛組織を破壊する方法に違いがあり、大きくわけて以下3つの方法があります。
- 電気分解法
- フラッシュ法
- ブレンド法
電気分解法
電気分解作用を利用して、毛穴の奥の毛包内で水酸化ナトリウムを発生させることで、毛乳頭や毛母細胞などの発毛組織を破壊して脱毛する方法です。
それだけ聞くとちょっと怖そうな方法ですが、針の絶縁部には熱が伝わらないようになっているので、肌へのダメージがほとんどない脱毛方法です。
3種類の方法のうち、最も技術を必要とする方法で時間がかかります。医療資格のあるクリニックや病院でしか施術できないので、現在扱っているところは少ないです。
フラッシュ法
毛穴の奥で高周波を発生させ、そのときの熱で発毛組織を破壊する方法です。出力の高いフラッシュ法と出力の低いマニュアル法があります。
3種類の方法のうち、時間がかからず施術者の技量もそれほど必要としないので、エステサロン(脱毛サロン)で採用されている脱毛方法です。
ブレンド法
電気分解法とフラッシュ法のいい部分を組み合わせた方法がブレンド法です。現在脱毛サロンで使用されている美容電気脱毛で、最も多く採用されている方法です。
脱毛サロンでは電気分解法は使うことができません。フラッシュ法なら脱毛サロンでも扱えますが、電気分解法ほどの脱毛効果が期待できません。
ブレンド法は電気分解法とフラッシュ法のいいとこ取りしたような方法です。
- 脱毛サロンで扱うことができて脱毛効果が高い
- サロンのスタッフでも簡単に扱える(技量の差がでない)
- 肌にも優しくダメージが少ない
といった特徴があります。
美容電気脱毛の脱毛効果
美容脱毛の効果は永久脱毛です。
今ある脱毛方法の中で一番脱毛力がある方法で、1度脱毛すればうぶ毛も生えてくることはありません。脱毛サロンによっては、10年後20年後のツルツル肌を保証しているところもあります。そのくらいダントツの脱毛効果があります。
僕も、メンズTBCですね毛の体験脱毛を受けたことがありますが、1回の施術なのに脱毛した部分からは全くムダ毛が生えてきません。5年以上経ってもツルツルの肌を持続しているので、その脱毛力は本物でしょう。

メンズTBCには、1,000円で受けることができる体験脱毛があります。ヒゲ脱毛の体験脱毛コースもあるので、興味がある方はまずは体験脱毛で脱毛効果や痛みなどを試すのがおすすめです!
美容電気脱毛の脱毛回数の目安
基本的には、1部分に1回のみです。
光脱毛やレーザー脱毛のように何回も脱毛する(レーザー照射する)必要はありません。本当に1回の脱毛で全てのムダ毛が生えなくなります。
ただし、1本1本の脱毛なので脱毛時間がかかります。そのため1回の通院で全ての範囲を脱毛できないので、結局は何回かサロンに通うことになります。
また、ムダ毛が休眠状態(生えていない状態)のときは脱毛できないので、その部分の毛穴は休眠状態を過ぎて再び生えてから脱毛になります。
脱毛サロンのお店のシステムによって異なりますが、脱毛したムダ毛の本数や脱毛する時間によって料金が決まるため、脱毛料金や脱毛時間は個人によって差があります。
美容電気脱毛の痛み
美容電気脱毛はめちゃくちゃ痛いです。
それは、電気脱毛がめちゃくちゃ痛いからです。
ネットで電気脱毛の情報を探していると「ブレンド法ならそれほど痛くない」といった記述があったりしますが「本当に受けたことある?」と疑ってしまいます。もしくは、相当痛みに鈍感な人なのかな?
もちろん痛みの感じ方には個人差があって、僕は痛みに弱い体質なのですが、前述したすね毛の体験脱毛でもギリギリ我慢できるほどの痛みでした。
前述のとおり、僕は電気脱毛の体験脱毛の経験がありますが、比較的痛みの弱いすね毛でもギリギリ我慢できるかどうか。それ以上やられてたら完全に断ってました。
僕は、光脱毛・医療レーザー脱毛・美容電気脱毛の全ての脱毛方法を経験してますが、その僕の感覚で言うと
- 光脱毛:まあまあ余裕がある、それほど我慢しない痛み
- 医療レーザー:結構痛い。ヒゲは我慢が必要。笑気ガス麻酔があると楽
- 脱毛美容電気脱毛:めちゃくちゃ痛い。ギリギリ我慢できるかどうか
といった感じです。
美容電気脱毛のメリット・デメリット
美容電気脱毛のメリット・デメリットをまとめると以下のような感じです。
メリット
- ムダ毛が2度と生えない永久脱毛になる
- 肌に負担が少ない。毛穴が締まってキレイな肌になる
- ヒゲの細かいデザイン、好みの濃さといった調節が可能
- メンズTBCやダンディハウスなど、全国どこでも店舗がある
デメリット
- 脱毛料金が高い(他の方法の1.5倍~2倍)
- 脱毛の時間がかかる
- 脱毛の痛みが強い
美容電気脱毛でヒゲ脱毛はアリか?
個人的には、美容電気脱毛でヒゲ脱毛はおすすめしません。
脱毛料金が高いのと脱毛の痛みが強いからです。
今は、脱毛料金が安くても永久脱毛になる医療レーザー脱毛もあるし、脱毛の痛みも美容電気脱毛ほど強くはありません。脱毛効果・料金・痛みの総合で考えるなら、ヒゲ脱毛のおすすめ脱毛店のページで紹介しているお店から選ぶことをおすすめします。
ただ、美容電気脱毛にはヒゲを自由にデザインできるメリットがあります。
また、脱毛自体も何回もしなくていいので「どうせ痛いのなら1回でさっさと脱毛を終わりにしたい」という人にはおすすめだし、実際にデザインや1回で終わりにしたいからという理由で選ぶ人も多いそうです。
美容電気脱毛でヒゲ脱毛をするなら「メンズTBC」か「ダンディハウス」が断然おすすめです。
どちらのお店もヒゲ脱毛の体験脱毛コースがあるので、まずは気軽に受けてみることをおすすめしますよ!