ヒゲ脱毛で赤みが残る?火傷・硬毛化・増毛化のリスクはどのくらい?
ヒゲ脱毛は、レーザーの熱や電気を利用して発毛組織にダメージを与える方法だから、全くリスクがないということはありません。
ネットを調べていても、ヒゲ脱毛のいい部分しか書いてないサイトか、逆にリスクを強調して不安を煽るようなサイトが多いです。
当サイトでは僕のヒゲ脱毛の経験から、できるだけ公平にヒゲ脱毛のメリット・デメリットをまとめようと思っています。そのため、ヒゲ脱毛のリスクも包み隠さず記載していきます。
今回は、「ヒゲ脱毛にはどのようなリスクがあって、どのような対処法があるのか」ということについてまとめようと思います。
目次
ヒゲ脱毛のリスク
ヒゲ脱毛のときに起こり得るリスクは以下のようなものがあります。
- ヒゲ脱毛直後の赤み、腫れ
- 毛嚢炎(もうのうえん)
- 硬毛化、増毛化
- 火傷(やけど)
ヒゲ脱毛直後の赤み、腫れ
脱毛時に発生する「熱」が原因で、脱毛直後に肌が赤くなったり腫れたりすることがあります。程度に個人差がありますが、ほとんどの人が赤くなったり腫れたりします。
つまり、光やレーザーの熱によって肌が炎症を起こしている状態です。
大体は、脱毛直後のアイシングで赤みも腫れも引くし、残ったとしても翌日には治まります。肌が弱い人は2,3日続くことがありますが、クリニックなどで処方される軟膏を塗ることで治まります。
毛嚢炎(もうのうえん)
毛嚢炎は、毛根を包んでいる「毛包」と呼ばれる部分が細菌感染を起こして、毛穴が膿で白くなったり赤いブツブツ(発疹)のような状態になることです。
脱毛は、ヒゲを生成するための発毛組織(毛乳頭や毛母細胞)にダメージを与えてヒゲを生えなくさせる方法です。一時的に抵抗力が弱くなり、菌が侵入して炎症が起こりやすい状態になります。
通常は清潔に保っていれば発生しないのですが、汚く不衛生にしていたり、スクラブ入りの洗顔フォームなどを使用すると、毛嚢炎の発生リスクが高くなります。
硬毛化、増毛化
硬毛化・増毛化とは、脱毛したムダ毛が脱毛前より濃くなったり太くなったりする症状です。
はっきりした原因はわかっていませんが、ダメージを与えて破壊する発毛組織が、レーザー照射によって抵抗力が高くなり、逆にムダ毛が活性化されて濃くなると考えられています。
硬毛化や増毛化については、脱毛前にそのリスクが必ず説明されます。医療脱毛のクリニックでは、増毛化しそうな部分を診察してくれて、その部分へのレーザー照射をするかどうか脱毛前に相談してくれます。
火傷(やけど)
脱毛時に発生する「熱」が原因で、ごく稀に火傷が発生する場合があります。
火傷といっても痕が残るような深刻な火傷は、当サイトでご紹介しているクリニックやエステサロンではありません。
例えば、メンズリゼクリニックでは症例を公開していて
14万件以上の脱毛実績のうち火傷が発生したのが7件で、痕が残るようなケースは1件もない
としています。
脱毛技術や脱毛機も年々進歩しているので、火傷のリスクは心配しなくてもいいでしょう。
脱毛の赤みが出やすい部分
脱毛後の赤みが出やすい部位は、太くて濃いムダ毛が密集している部分です。
光やレーザーは黒色に反応するので、黒色が濃かったり密集しているとその分反応も強くなります。熱が高まって毛穴や周辺の肌にダメージを大きく与えてしまうからです。
具体的には
- ヒゲ
- ワキ毛
- VIO
- すね
- ギャランドゥ(へそ下のムダ毛)
といった部分です。
赤みが出た時の対処法(アフターケア)
基本は、脱毛したお店のアドバイスどおり対応すれば問題なく消えていきます。
反応が強い場合は腫れたりもしますが、長くても1週間~10日程度で赤みは治まります。通常は1日~2,3日程度で普通の肌になります。
アイシング(冷却)する
腫れたり熱をもった赤みの場合は、保冷剤などでアイシングしましょう。
反応が強い場合、お店でも脱毛直後にアイシングしてくれますが、帰宅してもまだ熱を持っていたり腫れたりしていたら保冷剤や濡れタオルで自分で冷却しましょう。
アイシング(冷却)することで腫れ・赤みの引きの早さが全然違います。
処方された薬(軟膏)を塗る
医療レーザー脱毛をすると、クリニックから腫れ止め・炎症を抑えるための軟膏(塗り薬)が処方されます。サロンの場合は、軟膏をおすすめされます。
一般的に処方されるのはステロイド剤で、赤みがひどかったり腫れがある場合は、治りが早くて肌に痕も残りません。処方された薬を用法どおり塗るようにしましょう。

ステロイド剤というと「怖い」「副作用がある」などと敬遠される場合もありますが、用法を守れば副作用もない安全な薬です。
アトピーなど慢性的な肌トラブルには慎重になりますが、一時的な赤みや炎症を抑える目的なら全く問題がありません。むしろ使わずに炎症や赤みが長引くほうが肌や毛穴にはよくないです。
肌を保湿する
光やレーザーの熱でダメージを受けた肌は、非常にデリケートな状態です。皮膚のバリア機能が低下しているので、水分が蒸発しやすくなり肌が乾燥します。
肌がダメージを受けて乾燥している状態だと、肌の回復も遅くなり、炎症や赤みが続く原因となってしまいます。
保湿クリームや保湿ローションなどで肌を保湿するようにしましょう。肌の回復機能が働いて皮膚のターンオーバーも早くなるので、赤みや腫れも早く引いて痕になりません。
僕は脱毛後の肌ケアに「花王のCurel(キュレル)」を使っていました。
もともと乾燥肌なので、今もすね・腕・背中に継続して使ってます。
リスクの対処を考えた脱毛店選び
上記のようなリスクは、脱毛をすれば起こり得ることですが、めったに起こることではありません。赤みや腫れはでやすいですが、普通にケアすれば2,3日で問題なく消える症状です。
ただ、それでも脱毛後のトラブルが心配な人は、医療資格のあるクリニックでヒゲ脱毛を受けることをおすすめします。
クリニックなら、万が一のトラブルが発生しても、担当医師が診察・処置してくれます。同じクリニック内で脱毛・診察してくれるのでトラブルが発生したときからのサポートも迅速に受けることができます。
腫れや赤みなら放っておいても治まることがほとんどですが、毛嚢炎や火傷はしっかりと治療しないと痕が残ってしまうことがあります。そしてその治療は自分では当然できません。
ヒゲ脱毛のリスクを過度に心配する必要はありませんが、ヒゲ脱毛は顔の脱毛です。常に人の目につく部分だし隠しようがありませんからね。
医療脱毛のクリニックならどこでも安心ですが、その中でも特におすすめなのが「メンズリゼクリニック」です。
公式サイトで、脱毛のリスクをしっかりと提示して、万が一が起こった場合の対処内容も詳細に記述しています。
さらに、赤み・打ち漏れ・増毛化など、万が一のトラブルのときも治るまで全て無償でサポートしてくれる保証があります。
脱毛を選ぶ時は、脱毛力・料金といったポイントも大事です。どこを優先するかは個人次第でどれがいいというものではありませんが、サポート・アフターケアを1番で考えるならメンズリゼクリニックがおすすめですよ。